土地活用のパイオニア、東建コーポレーションの用語辞書です。賃貸マンション経営やアパート経営を始めとした土地活用に関する建築法規や宅建用語など、様々な専門用語を解説しています。
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用語辞書トップへ戻る「糸柾目」とは、柾目の中でも縦断あとの年輪が糸のように細く、平行に表れている物を指す。反対語・対称語は「粗柾目」(あらまさめ)。糸柾目の具体的な幅は1〜2mm程度の間隔である。これくらいの細さの幅は、スギやマツ、ヒノキなどの針葉樹に見られ、かつ丸太の太い木からのみ取ることが可能。そのため、貴重な材木とされている。糸柾目よりも幅が細かい物は「絹柾」(きぬまさ)と呼ばれ、その価値は糸柾目よりさらに上がる。柾目の種類には、この他に「並柾目」(なみまさめ)と呼ばれる物があり、これらは年輪の細さや粗さによって分類されている。また、柾目と並んで「板目」(いため)や「杢目」(もくめ)という言葉があり、すべて現れる模様が異なるが、これらは木材を縦断する箇所や木の種類によって名前が分けられており、総称して「木目」と呼ばれる。
「粗柾目」とは、木材の縦断面に見られる木目が粗い物を指す。反対語・対称語は「糸柾目」。柾目という言葉自体は、縦断面が平行で真っすぐな物を意味し、年輪の中心から外へ縦断した断面に見られる。この柾目には年輪幅のバランスや細さなどによって、「糸柾目」(いとまさめ)、「並柾目」(なみまさめ)などの種類がある。「粗柾目」は「荒柾目」と書かれることも。柾目は、丸太がある程度太くないと取れないことから、高価な物とされている。また、年輪の中心を通らずに縦断した場合は、柾目のような一定の木目模様にはならず、波形のような模様が現れる。これを「板目」(いため)と呼ぶ。縦断面によって、すべて形状が異なる不規則な模様のため、同じ模様の板目が現れることはない。柾目、板目と共に、平安時代や鎌倉時代の文献にその言葉が残っており、古くから区別され、使用されていたと考えられている。
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