住まいの反対語・対称語辞書

土地活用のパイオニア、東建コーポレーションの用語辞書です。賃貸マンション経営やアパート経営を始めとした土地活用に関する建築法規や宅建用語など、様々な専門用語を解説しています。

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雄瓦(オガワラ)

「男瓦」とは、本葺形(ほんぶきがた)の屋根瓦のこと。同じ読みで「牡瓦」とも表記し別名は「丸瓦」で、凸の形をしている。対になる凹形の瓦が「女瓦」(めがわら:別表記は「牝瓦」)で、別名「平瓦」(ひらがわら)と言う。屋根を瓦などで覆うことを「葺く」(ふく)と表現するが、「本葺」とは、男瓦と女瓦を交互に並べて葺いた屋根を指す。本葺形の瓦は、1400年(応永7年)頃、インドから中国、朝鮮を経て、日本に入ってきたもの。飛鳥時代から神社などで使用されていた。瓦の重ね方は、女瓦を順に重ねていき、合わせ目に男瓦を重ねる。男瓦の凸面が雨水を分け、女瓦の凹面に雨水を流す仕組みになっており、雨漏りを防ぐことが可能。ただし本葺のデメリットは、屋根の重量が重くなってしまうこと。これを改良した葺き方が「桟瓦葺」(さんがわらぶき)で、使用する瓦は、波形の桟瓦である。

雌瓦(メガワラ)

「雌瓦」とは、沖縄の伝統的な「在来瓦」を構成する平たい瓦で、沖縄では「ミーガーラ」と読む。対になるのは丸い形状の「雄瓦」で、こちらは沖縄で「ウーガーラ」と呼ばれている。「在来瓦」は琉球王朝時代から使われている沖縄の伝統的な瓦。「雌瓦」と「雄瓦」を組み合わせて、ジョイント部分を漆喰で塗り固める手法で作られている。そのため、高い耐震性、耐風性を持つ。また、近年では「S型瓦」という「雌瓦」と「雄瓦」を一体化した瓦も存在する。こちらは屋根の軽量化が図れることに加え、大型で施工が容易であり、漆喰を塗る・塗らないなどと言った施工方法次第で様々な表現方法ができる瓦ということで需要が増えている。

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