住まいの反対語・対称語辞書

土地活用のパイオニア、東建コーポレーションの用語辞書です。賃貸マンション経営やアパート経営を始めとした土地活用に関する建築法規や宅建用語など、様々な専門用語を解説しています。

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完工(カンコウ)

「完工」とは、工事の完成を意味し、「竣工」(しゅんこう)とも呼ばれる。反対語・対称語は「起工」(きこう)、もしくは着工(ちゃっこう)。造作家具などのサイズや電気配線、平面図、電気配線図、構造図、意匠図など、建物が完成したときの情報が書かれた図一式のことを「竣工図」と言う。これは、契約後の設計の変更なども反映されているので、建物の引渡し後に何か不具合があった場合や、リフォームの際に重要となる物であるため、もらっておいた方が良い。しかし、建築会社によっては、依頼しないと竣工図をもらえない場合もあるので、注文住宅を建てる際には、竣工図を渡してもらえるかどうかの確認が必要。建物がほぼ完工となったタイミング竣工検査が行なわれ、工事責任者や、場合によっては設計士などと一緒に、設備の不具合や、壁、床などの傷といった部分について、細かいところまでチェックを行なう。もし竣工検査で何か不具合が見つかれば、建築会社が再度工事を行ない、再検査をした上で施主に建物が引き渡される。

起工(キコウ)

「起工」とは工事を始めることで、反対語には、工事が完成するという意味である「竣工」(しゅんこう)や「完工」(かんこう)がある。日本では起工の前に工事関係者が集まり、「地鎮祭」(じちんさい)が行なわれることが多い。地鎮祭は、「日本書紀」に記述があるほど歴史が古く、工事が無事に終わるように、その土地の神様に祈る儀式。「地祭り」や「とこしずめの祭り」などとも呼ばれ、神式と仏式がある。整地されてまだ何の建築物のない状態の土地の四隅に竹を立てて、しめ縄を張って榊(さかき)を飾り、真ん中の祭壇に酒や米、水などを供え、神主の祝詞(のりと)の奏上により執り行なわれるのが一般的な方式。地鎮祭は地方によっても特色があり、例えば中国・四国地方では、「出雲屋敷」(いずもやしき)と称して、「出雲大社」から頂いた砂である「御砂」(おすな)を巻き、災いが来ないように祈りを捧げる。

着工(チャッコウ)

「着工」とは、建築や土木などの工事を始めることである。「ちゃっこう」と読み、「新居の建設を来月から着工する」などと表現し、工事がスタートすることを示す言葉。「起工(きこう)」も同じ意味で使われるが、起工は、大規模な工事の際に使用される。着工と同じ使われ方で「着手」があるが、着手は工事の準備を開始することを指す。したがって着工とは使い方が分けられている。1959年(昭和34年)から行なわれている調査に「建築着工統計」がある。これは、国土交通省が月次・年度計で公表。建築や住宅の基礎資料を得ることを目的に、全国の建築物の実態を調査している。国の住宅政策や景気指標に活用されている日本で、唯一の基本統計である。

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