土地活用のパイオニア、東建コーポレーションの用語辞書です。賃貸マンション経営やアパート経営を始めとした土地活用に関する建築法規や宅建用語など、様々な専門用語を解説しています。
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用語辞書トップへ戻る「単板」とは、原木を薄く(0.2〜6mm前後)切り削ってできた板のこと。1枚の板のみで構成される、いわゆる「一枚板」のことで「ベニヤ」とも言う。建築物の内装や家具などに使われる単板は、「化粧単板」「ツキ板」(同音で「突き板」「突板」とも表記する)と言い、0.2〜0.6mm程度の物が多い。ツキ板は、表面を覆うための単板であるため、キリ、スギ、ヒノキ、ケヤキ、オーク、マホガニーなどの色合いが美しい木を使用。また、単板面の木目には、年輪が平行に現れて反りや収縮が少ない「柾目」(まさめ)、山形やたけのこ形など、不規則な波形の木目が現れる「板目」(いため)などの種類があり、複数枚の単板を、木目の方向が交互に直交するように重ね合わせた板材を「合板」(ごうはん/ごうばん)と呼ぶ。単板、すなわち「ベニヤ」を貼り合わせて加工していることから「ベニヤ板」とも言われることも。合板用の単板は、主に1〜4mmほどの厚さに作られ、その原産は、熱帯アジアの広葉樹材が使われることが多かったが、近年では、国産の針葉樹材の割合も増加している。
「合板」とは、原木を大根のかつらむきのように一定の厚さでむいた物を、木目の縦目と横目が交互になるように奇数枚重ね、接着剤で貼り合わせてつくった板のこと。このとき、一定の厚さでむいた板のことを単板(ベニヤ)と呼び、単板を貼り合わせる枚数で「合板」の厚さは変わる。薄くむいた木材を貼り合わせる技術は、紀元前の古代エジプト時代からあり、1870年ごろにヨーロッパで単板を切り出す機械・ベニヤレースが開発された。日本では1907年(明治40年)に、浅野吉次郎という人が独自に開発したベニヤレースが実用化され、以降「合板」が多く使われるようになったとされる。重さのわりに強度があり、加工の自由度が高く、広い面積の板が得られることなどが「合板」の特徴。「合板」の用途は建築土木から家具、工芸品など多岐にわたり、楽器、黒板、事務用品など生活に密着した様々な物にも活用されている。
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