外部成長（ガイブセイチョウ）

「外部成長」とは、新規で不動産を取得することによる成長のこと。資金調達をする際に、低コストで高い利回りを望める不動産の取得で生まれる成長のことを表す。不動産を新規で獲得するということは、投資家から資金を集めて不動産に投資を行ない、得られる家賃収入や売却益などを投資家へと還元する、リートの拡大につながる。そのため、リスクが分散され、取引コストの削減にもつながるため、利用するメリットが大きい。投資信託の場面で使用される物に「内部成長」という言葉もあるが、こちらは既存の不動産を効率的に運用することで生まれる成長である。外部成長と内部成長をうまく組み合わせて、継続的に成長が見込まれるのが理想とされている。