直接税（チョクセツゼイ）

直接税とは、税の徴収方法によって分類される税種類のひとつであり、納税者が国や地方公共団体へ、直接支払う税のことである。なお、直接税に対して間接的に納税する税のことを「間接税」と呼ぶ。直接税に分類されるものは、「所得税」「住民税」「法人税」「固定資産税」「相続税」「贈与税」「自動車税・軽自動車税」などがある。これらは所得の額によって税率も異なる。対して、間接税の代表的なものは「消費税」など、所得の額の差は関係なく、一律の税率になる。直接納税すると言っても、国や地方公共団体などへ税金を持参する必要はなく、銀行などの金融機関やコンビニなどを通して納税する、インターネットを通じて納税する、確定申告などによって税額を申告し納税するなどの方法がある。