納税（ノウゼイ）

納税とは、税を納めること。勤労、教育と並ぶ日本国民の三大義務のひとつとして日本国憲法第30条に規定されている。納税された税は国や地方公共団体の財源となり、国民・県民・市民などの代表である国会議員や地方議員の会議によって税の使い道に関する予算や法律が定められ、国民が等しく利用できる公的サービスなどの費用として使われる。公的サービスとは、国防、警察、消防、道路、水道、医療、福祉、教育など。納税する義務を負った人を特に「納税義務者」と呼び、日本では申告納税方式と賦課課税方式の2種類の方式が採られている。申告納税方式は、納税義務者が税法に基づいて自らの税額を計算して申告し、納税する方法。賦課課税方式は、国や地方公共団体が納税義務者の税額を計算し、通知して納税を促す方法。