人を大切にする
企業としての取り組み

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今、世界情勢や社会はかつてないほど大きく変動し、技術革新の波はビジネス環境に多大な影響を及ぼしています。そのような状況下で、市場の潮流を的確に捉え、企業が持続的な成長を遂げていくために、イノベーションを起こすことが必要とされます。

そのためにも、弊社は人種・性別・年齢・価値観を問わず、多様な人材が活き活きと活躍できるよう、「ダイバーシティ推進」を下記の3つの柱で取り組んでいます。社員全員がそれぞれの個性やスキルを活かし、各職場で能力を最大限に発揮できるシステムや環境づくりを目指しています。

ダイバーシティ推進3つの柱

「ダイバーシティ」の推進

「ダイバーシティ推進」の一環として、女性の活躍支援から推し進め、弊社の「育児・介護休業制度細則」の規程を手厚くし、制度利用の対象の子を小学校終業までとしました。また、「女性社員のキャリア形成支援」「女性管理職の拡大」「目指すべき女性管理職者のロールモデル(模範像)づくり」などに取り組んでいます。

なお、2019年5月時における東建コーポレーションの全社員に占める女性の比率は22.6%、グループ全体では24.4%となっています。
今後も女性社員や管理職者を増やすため、女性社員の採用促進、活躍促進に取り組んでいきます。

また、弊社は障がい者の採用を推進しています。障がい者の社員の在宅ワークを検討する等、より働きやすい環境を整備して、さらなる障がい者雇用を推進して参ります。

「ワーク・ライフ・バランス」の実現

「ダイバーシティ」推進ひとつ目の柱として、内閣府が策定している「ワーク・ライフ・バランス憲章」に基づき、仕事と生活の調和を目指して以下の目標を掲げています。

■社員が健康で豊かな生活を過ごすための時間を確保

働く人々の健康が保たれ、家族や友人などとの充実した時間、自己啓発や地域活動への参加のための時間などが持てるよう取り組んでいます。

具体的な施策として、勤務時間の選択肢の拡充を図る他、年次有給休暇の計画取得制度、勤務地限定制度、時間外労働の削減、受注休暇、慶事休暇、産前産後休暇、育児休業制度、子の看護休暇、介護休業制度、介護休暇、育児・介護の短時間勤務、育児・介護の時間外労働の免除、育児・介護後の再雇用などを実施しています。

■妊娠~出産~復職まで 
仕事と育児の両立支援サポート

弊社の「育児休業制度」に基づき、弊社グループの社員に向けて「パパ・ママサポートブック」を作成しました。

「パパ・ママサポートブック」は妊娠の初期から出産、育児、その後の復職にかけて知っておくべき法規の説明と、女性の体調変化や子どもの成長などを時系列で解説しています。子どもを育てながら社会で活躍し続けるためには、本人の自覚と努力だけでなく、家族をはじめ周囲の理解や協力、さらに、職場での上司や同僚の理解が必要です。弊社では現在、妊娠から出産、育児、復職への理解を深め、働きやすくて思いやりのある職場の環境作りを目指して、「パパ・ママサポートブック」を多くの社員が活用しています。

パパ・ママサポートブック
パパ・ママサポートブックをWebサイト上で読むことができます。

キャリア形成支援

■多様な働き方や生き方の選択ができる職場づくりを推進

社員の誰もが意欲と能力を持って様々な働き方や生き方に挑戦できるチャンスがあり、また、子育てや親の介護が必要な時期など、個人の置かれた状況に応じて多様で柔軟な働き方の選択ができるような職場環境を整備します。

具体的な施策として、新卒キャリア形成支援研修をはじめ階層別研修、管理職候補者研修、新任の管理職者研修などの実施によりキャリア形成支援を行ない、社員がさらなる経験を積んでステップアップできるようにサポートしています。さらに、キャリアパス制度(公平な職群変更)の再構築と、シニア社員の就労促進や働く上での制約(育児・介護・傷病など)を抱えた社員のために労働環境の整備を図っています。

仕事と生活の調和を目指して「ワーク・ライフ・バランス」の実現を図り、人を大切にする企業としての活動を通じて、経営環境の変化に対応できる競争力を強化し、企業の持続的成長につなげていきたいと考えています。

風土改革

全社員の意識改革を進め、「ダイバーシティ推進」の浸透を図ることで、風土改革を推し進めています。多様化する価値観を理解し、包括するマネジメントを実施するよう、管理職者の意識改革を図る目的で、外部から講師を迎えて「ダイバーシティ・マネジメント研修」を実施しています。

当研修は全社員を対象として実施し、全社的かつ組織的な意識改革を進めることによって、いきいきと活躍し続けられるよう、質の高いコミュニケーションにより、働きやすい職場環境づくりを目指しています。

各種企業認定

■「次世代育成支援対策法」「女性活躍推進法」にかかわる認定を取得

弊社は、次世代育成支援対策推進法、及び女性活躍推進法に基づき、女性社員の活躍を支援する目標と施策、また社員の仕事と子育ての両立を図るための目標と施策を定める「一般事業主行動計画」を策定しています。その内容が評価され、国や自治体から様々な認定を受けています。

くるみん
厚生労働省:次世代育成認定マーク くるみん

「一般事業主行動計画」について、一定の要件を満たした場合に「子育てサポート企業」として厚生労働大臣の認定を受け、取得することができるのが「くるみん」マークです。

認定基準として、男性の育児休業取得者が1人以上いること、女性の育児休業取得率が75%以上であること等の条件が定められております。

仕事と介護を両立できる職場環境の整備・促進のためのシンボルマーク
厚生労働省:仕事と介護を両立できる職場環境の
整備・促進のためのシンボルマーク
仕事と介護を両立しやすい職場環境の取り組みへの関心と認知度を高め、介護離職を防止するための取り組みに向けた社会的気運を高めるため、仕事と介護を両立できる職場環境の整備に取り組んでいる企業を厚生労働省が認定します。
あいち女性輝きカンパニー
愛知県:あいち女性輝きカンパニー 認定制度
女性の活躍促進に向け、トップの意識表明や採用拡大、職域拡大、育成、管理職登用の他、ワーク・ライフ・バランスの推進といった取り組みを行なっている企業として、愛知県が認証します。
女性の活躍推進企業
名古屋市:女性の活躍推進企業 認定制度
女性がいきいきと活躍できるような取り組みをしている企業を名古屋市が認定します。
女性の活躍推進企業

「女性がいきいきと活躍できる取り組みをしている企業」として認定されました!

名古屋市女性の活躍推進企業
令和元年女性従業員・個人部門受賞
建築本部 技術開発課/次席課長 中村吏江

埼玉県:多様な働き方実践企業 認定制度
仕事と子育て等の両立を支援するため、短時間勤務やフレックスタイムなど、多様な働き方を実践している企業等を、埼玉県が認定するものです。弊社は「プラチナ+」ランクの高い評価を受けています。

東建コーポレーションは土地の有効活用を提案する総合建設企業として、土地・建物・人が調和した豊かな社会の実現を目指しています。こちらは「東建コーポレーションの人を大切にする企業としての取り組み」のページです。
弊社は、ダイバーシティ推進のひとつとして、男女共に働きやすい環境づくりを進めるワーク・ライフ・バランスを強化。仕事と生活の調和、子育てや介護なども両立できるキャリア形成、風土改革を進めながら、経営環境の変化にも対応できる持続的成長を目指しています。
この機会にぜひ東建コーポレーションの人を大切にする企業としての取り組みをご覧下さい。東建コーポレーションはこれからも、皆様のニーズに合わせたご提案ができる企業を目指し、柔軟に成長して参ります。