土地活用 アパート経営ガイド -アパート経営編-

3.アパートを建てる

アパートが着工したら

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アパート経営では、通常、着工のタイミングから入居募集が始められています。入居の募集状況や工事の進捗状況など、アパートが完工してからではなく、既に土地活用は始まっていると考えて情報確認をするようにしましょう。特に、自らのアパートの建築現場を見学することは、アパートオーナー様の醍醐味のひとつと言えます。
ここでは、アパートが着工してからの確認事項や工事費用の支払い等について解説します。

建築工事の進捗状況を確認する

アパートが設計図面通りに作られているか、予定されたスケジュール(工期)に沿って工事が進捗しているかを、現場監督と一緒に確認しましょう。建築会社の担当者と適宜コミュニケーションを取って工事の進捗状況を確認し、満足のいくアパートを作り上げていきましょう。

建築工事の進捗状況を確認する

※ご自身のアパートが建築されていると現地に見に行きたくなるものですが、アパート建築中の工事現場は大変危険です。ご自身のご所有地であっても、工事現場を見学する際には、必ず事前に建築会社に連絡のうえ、建築会社の担当者と一緒に見学するようにして下さい。

アパート建築現場を見学する際の注意事項

アパート建築現場を見学する際の注意事項

入居者様の募集状況を確認する

1不動産会社に入居仲介を依頼

アパートの建築工事がスタートすると同時に、入居者様の募集を開始します。入居者様の募集は地元の不動産会社に依頼するのが一般的ですが、建築から入居仲介、建物の管理まで、アパート経営にかかわるすべての業務を行なってくれる建築会社もあります。

2入居者様の募集状況を確認

入居者募集を依頼したあとは、定期的に入居者様の募集状況を確認しましょう。

アパートへの問合せ件数、内見数、お客様の反応などを確認すると良いでしょう。

入居者様の募集状況を確認

工事代金を支払う

工事代金を支払う

アパート建築は期間が掛かるため、工事代金の支払いは分割をするケースが一般的です。

通常は、工事の進捗度合いに応じた出来高払いになります。

工事代金の支払いの例

1回目 アパート建設工事着工時
2回目 建物の屋根、外壁の完成時
3回目 完成したアパートのお引渡し時

金融機関より融資を受けて資金調達をしている場合は、まず着工の2週間ほど前に融資申込み先の金融機関と「金銭消費貸借契約」を結び、アパート建築請負い会社の指定する時期(上表、工事代金の支払いの例)に、適宜必要となる金額分の融資を実行してもらうことになります。

アパート建築中の問合せ

アパートが着工し、建築がはじまると、まれにオーナー様が直接問合せを受けることがあります。内容としては、近隣からの工事に対するクレームや、入居希望のお問合せであったりしますが、いずれにしろ、オーナー様が自ら対応をする必要はありません。

工事に対する要望は建築会社の担当者へ、入居希望者様であれば、仲介会社の担当者へ連絡してもらうようにして下さい。

アパート建築中の問合せ

東建コーポレーションでは土地活用をトータルでサポート。豊富な経験で培ったノウハウを活かし、土地をお持ちの方や土地活用をお考えの方に賃貸マンション・アパートを中心とした最適な土地活用をご提案しております。こちらのページでは、「土地活用 アパート経営ガイド アパート経営編」の「アパートを建てる」から「アパートが着工したら」についてご紹介。満足いくアパート建築のために、オーナー様は定期的に工事の進捗状況を確認することが大事です。また、不動産会社に入居者様の仲介の依頼をするのがよいでしょう。