生命保険を請求する人
生命保険金は、受取人に指定された人が請求します。請求しないと支払われません。被保険者が亡くなれば自動的に支払われるというものではないのです。
保険金請求ができるときから3年を過ぎると、時効にかかってしまうので、うっかりして請求を忘れないように注意が必要です。
しかし、そもそも保険の受取人になっていることを知らなければ、請求のしようがありません。保険会社の調査によると、未払いの保険金は20億円(2015年時点)にも上ります。受取人が保険の存在を知らなかったり、受取人もすでに死亡していて、保険金が宙に浮いてしまっているということが主な原因のようです。
そこで、家族が亡くなった際には生命保険に入っていないかどうかを、次の点に注意して確認してみて下さい。加入していた保険会社が分かれば、詳細を確かめることができます。
■注意点
・保険証書はないか
・預金通帳に、保険料の引き落とし履歴がないか
・生命保険料控除証明書など、保険会社から書類が届いていないか

保険証書がなくても、上記のように保険料の引き落とし履歴などがあれば、保険会社を特定して問合せることができます。
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