【東建コーポレーション】善意　　企業ブログ-人事ブログ

東建コーポレーションの求人や社員教育に関する情報をご紹介する「人事ブログ」。弊社の人事採用担当が日々の出来事で感じたことを人事と絡めながら語ります。就職活動に有益な情報も掲載していますので、ぜひご覧ください。

2013/11/06

担当：教育研修課

こんにちは。東北事業ブロック教育担当のＹ・Ｋです。
いつも、人事ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

季節は、すっかり、秋も深まりました。
暑さが苦手な私には、とても行動しやすい時期なのですが、
寒さが苦手な方には、冬が近づきつつあるこの時期に、
溜息をつかれている方も、いらっしゃるのではないでしょうか？

私は、職務上、北東北エリアの各事業所を訪問していますが、
バスに乗って、青森空港から青森駅に向かっていた時の
出来事をお話します。

以前にも、バスを降りる際、硬貨をもっておらず両替に手間取り、
私より後に降りる方に、ご迷惑を掛けた事がありました。
そんなことを思い出しながら、ポケットの小銭入れに手を伸ばすと、
案の定、小銭は１３円しか入っておらず、
紙幣も、千円札が入っていない有様でした。

重い気持ちで、財布から五千円札を取り出し、走行するバスの中、
信号待ちのタイミングで、バスの運転手さんの所に歩み寄り
両替の申し出をしたところ、｢終点の青森駅まで待って欲しい｣
との返答でした。

事前準備の悪さで、今度は、バスの運転手さんにまで、
迷惑を掛けることになったと、うつむきながら、
席に戻ろうとしたとき、白髪の老紳士に声を掛けられました。
「五千円、両替してあげましょうか？」

「なんて、親切な方なのだろう」と思いながら、
「よろしいのですか？」と五千円札を差し出すと、
老紳士は、自分の財布から、お金を数えながら、
満面の笑みで、三枚の紙幣を渡してくれました。

不思議な気持ちで受け取り、よく見てみると、
二千円札が２枚と千円札が１枚。

｢二千円札ですね｣と、私は言いながら、老紳士の顔に目を向けると、
益々、満面の笑みで「そう、そう。」と、答えられました。
「有難うございます」とお礼を告げ、善意を受け取って、私は席に戻りました。

改めて、善意の大切さを感じた出来事でした。
当社の営業も、根底にあるのは、お客様への｢善意｣と｢貢献｣です。

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